アクロス・ザ・ユニバース

Across the Universeビートルズの曲を連ねたミュージカル映画と言われているが、ストーリーも割とちゃんとしていて思いのほかいい映画でした。それでも、やはり何よりビートルズですね。普段聞いていて、歌詞を意識することがほとんどないのですが、字幕で歌詞を追いながら見ると、改めていい歌だと思わされます。英字幕の方では歌に字幕が付いていないのが残念です。ビートルズは居なかったことになってるみたいで、屋上ライブとか何となくパクってます。リバプールからプリンストン、ニューヨークへと渡っていくのですが、ニューヨーク、グリニッジ・ヴィレッジはプリンストンからは別世界のようです。距離にすれば大したことはないのですが。『ビューティフル・マインド』に引き続いて登場しているプリンストン大学は、そのままロケ地として使われています。日本のような土建の下支え機能を担っているような日本ではこういうふうに切り取るのは難しいでしょうね。ジュリー・テイモア監督、ジム・スタージェスエヴァン・レイチェル・ウッド、ジョージ・アンダーソンら出演。YJ4.11、(B-,B+)、imDb7.5。アメリカ批評界の評価はイマイチのようです。